開館時間:
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E-カタログ

浮世絵ポップアート論

【日時】

11月18日(火)18:00

【場所】

 外国文献図書館楕円ホール (Овальный зал , Николоямская ул., д. 6)

【講師】

 宮山広明(みややま ひろあき)

【テーマ】

「浮世絵ポップアート論」

【講義概要】

浮世絵のあり方に現代の版画のあり方のヒントを探ります

江戸時代に誕生した浮世絵は、庶民の庶民による庶民のためのアートです。ほぼ同じ時代、ヨーロッパでも高い技術を持つ版画が誕生しました。しかし浮世絵が今日でもアートとして認知されているにもかかわらずヨーロッパの版画はほとんど認められていません。それは王侯貴族やお金持ちが持っている油絵の名作をコピーしたものばかりだからです。明治が終わるころ浮世絵はなくなります。代わりにヨーロッパ近代の影響を受けた創作版画運動が起こり、また浮世絵の技術を生かした新版画が登場します。それらが花を咲かせることができた理由には安価であって、庶民が支えたことも重要でしょう。今日、美術の世界ではグローバリズムが進行しています。グローバリズムのスターたちの作品は、その値段が高いことでしばしば話題になります。

 フランス革命以降、王侯貴族は力を失いましたが、美術がお金持ちの独占であるのなら、それは美術の世界ではまだ革命は成立していないということでしょう。アートを庶民のものにするためには(日本の場合は取り戻すためには)、版画の持つ役割は大きいはずです。

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