CIS諸国日本語教師夏季集中研修募集要項

2016年5月10日

国際交流基金モスクワ暫定事務所

 

 

１．目的

ロシア及びCIS諸国（アルメニア、タジキスタン、トルクメニスタン）で日本語教育に従事する日本語教師を招聘し、日本語教育のレベルの向上とネットワークの形成を図ることを目的とします。

 

２．2016年度研修プログラムの概要

テーマ：『日本語教育について研究、発表しよう！』

①　日本語教育学の分野で現在どんな研究が、どんな方法で行われているか知る

②　ディスカッションを通じて各自の研究テーマを明確化し、研究計画書を作成する

③　研究発表のための日本語表現力を向上させる

 

３．内容：

　・日本語教育学の研究分野、研究の進め方（講義、体験談）

　・研究例、リサーチ方法の紹介、考察（文献講読、ディスカッション）

　・各自の研究テーマと研究計画の考察（個人またはグループワーク、プレゼンテーション）

　・研究のための日本語（文献講読、研究計画書作成、及び研究発表の日本語表現）

 

４．期間：2016年7月11日（月）−　2016年7月15日（金）

【研修スケジュール予定】

　　　7月11日（月）～7月14日（木）10：00～17：30

　　　7月15日（金）10：00～13：30

　※最終日には修了式、懇親会を実施します

 

５．応募条件

　研修に参加できる方は、次に挙げる①～④の条件をすべて満たしている方とします

①  ロシアまたはアルメニア、タジキスタン、トルクメニスタンの国籍を有し、日本語での文献講読、及びディスカッションが可能である者（日本語能力試験Ｎ２以上程度の日本語力を有すること）

②  各国の日本語教育機関と雇用関係にある日本語教師で、今後も引き続きその職を継続する意志を有すること

③  申請の時点で2年以上の日本語教授歴を有すること。（個人教授期間は含みません）

④  日本語教育分野で研究したいテーマ、分野があり、個人で研究計画を進めるとともに、グループディスカッションに積極的に参加ができる者

 

６．定員：8名　

 

７．経費負担について

国際交流基金モスクワ暫定事務所（以下、当事務所）は以下の費用を負担します。

①  研修修期間のモスクワにおける宿泊費。ただし、宿泊場所は当事務所が指定（共同アパート予定）。

②  当事務所は、27,000ルーブル、または所定事務所負担率（ロシア国内からの参加者には往復交通費の70％、ロシア国外からの参加者には85％）のうちの低いほうを補助します。これを超える分は参加者側の負担とします。ただし、往復交通費が2,000ルーブル以下の場合、当事務所は補助を行いません（右によって参加が著しく困難な場合は、状況によっては相談に応じますので、当事務所までご連絡ください）。交通費はモスクワ到着後に精算します。領収書及び鉄道乗車券または航空券半券を必ず持参してください（復路の乗車券、航空券半券は後日、当事務所宛て郵送してください）。「往復交通費」とは、研修参加者の居住する都市のターミナル駅からモスクワのターミナル駅までの１等、または2等寝台列車料金、もしくは研修参加者の居住する都市の空港からモスクワの空港までのエコノミー航空料金です。研修参加者の住居からターミナル駅、もしくは空港までの移動費用、モスクワのターミナル駅、もしくは空港からホテルまでの移動費用、旅行保険料は「往復交通費」に含まれません。

※モスクワ滞在中の食費、交通費などは参加者の負担とします。また、参加者は個人で旅行保険などに加入してください。

※旅程は原則7月10日(日)モスクワ着、7月15日（金）または16日(土)モスクワ発とし、自己都合での滞在延長は認めません。

 

８．応募手続

申請書を2016年6月6日（月）必着で当事務所に提出してください。（メール、Ｆａｘも可）

応募用紙は、こちらからダウンロードしてください。

（ロシア国外からの提出は、諸手続きに要する期間を考慮し、早めに行ってください）

申請書の１～４ページは本人が記入、５ページ目は所属機関の学部長、学科長など直接の上司に推薦状を書いてもらってください。

 

９．審査と通知

当事務所で審査を行い、2016年6月10日（土）までに結果を各応募者に通知します。なお採否理由などについての問い合わせには一切応じられません。

 

10．連絡先（質問、及び書類送付）

国際交流基金モスクワ暫定事務所（モスクワ日本文化センター）担当：大田、エカテリーナ
Отдел Японской Культуры ≪Japan Foundation≫ в ВГБИЛ
　Россия, 109 189, Москва, Николоямская ул., 1/ ВГБИЛ / 4 этаж.
　Tel: +7-495-626-55-83/85　Fax:+7-495-626-55-68

　E-mail:japanfoundationmw@gmail.com　　HP:  http://www.jpfmw.ru