Japanese Film Festival
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10:00-18:00 10:00-18:00
20 января 2015 г.

東洋美術館での日本映画上映会(2月~3月)

東洋美術館での日本映画上映会のお知らせ

 

 

【場所】東洋美術館 レクチャー・ホール(ニキーツキー・ブリヴァール, 12А)

【主催】国際交流基金、東洋美術館

 

【上映スケジュール】

 

2月10日  19:00  「剣」(三隅研次監督、1964年、95分)

2月17日  19:00 「からっ風野郎」(増村保造監督、1960年、96分)

3月10日  19:00 「春の雪」(行定勲監督、2005年、150分)

3月17 19:00 「東京夜曲」(市川準監督、1997年、87分)

 

【お問い合わせ先】 +7 (495) 626 55 83/85

※入場無料ですが無料チケットを東洋美術館チケット売り場で受け取ってください。

 

剣 (1964年, 94分)   

監督:三隅研次 
原作:三島由紀夫 
脚本:舟橋和郎 
撮影:牧浦地志 
美術:内藤昭 
音楽:池野成
出演:市川雷蔵|藤由紀子|川津祐介|長谷川明男|河野秋武

大学の剣道部の部長・国分は純粋に剣の世界に打ち込み、自らはもとより部員に対しても厳しかった。国分とは考え方が対照的な賀川は、国分は学内ナン バーワンの恵理を誘惑したと部員に説き、皆で、厳禁にされている水泳をしてしまう。自らのいたらなさを恥じた国分は自殺する。雷蔵がストイックに剣の道に 打ち込む主人公を好演。色濃く漂う虚無感は観る者を圧倒する。賀川を演じる川津もデカダンスな臭いを発散させて、雷蔵とは好対照な持ち味を発揮。三隅監督 の演出も三島文学をうまく生かして,硬質なストイシズムで貫かれた映像を作り出している。三隅監督には珍しく現代劇だが、三隅独特の正統時代劇の香りを得 て、「斬る」「剣鬼」とともに代表作となった。

 

 

からっ風野郎 (1960年, 96分) 

監督:増村保造 
脚本:菊島隆三|安藤日出男 
撮影:村井博 
美術:渡辺竹三郎 
音楽:塚原哲夫
主演:三島由紀夫|若尾文子|船越英二|小野道子|志村喬

主演に三島由紀夫を起用して話題を呼んだ増村保造監督作品。非情なヤクザの世界に身を投じたひとりの若者をダイナミックに描く。銃弾を受けてエスカレーターに倒れるラストシーンの三島の熱演が見もの、なお彼は、劇中で自ら作詞した主題歌をうたっている。 

 

 

春の雪 (2005年, 150分) 

監督: 行定勲
脚本: 伊藤ちひろ, 佐藤信介
出演: 妻夫木聡, 竹内結子

映画は、二十世紀の日本文学の古典の大作、三島由紀夫の «豊饒の海»第1部を題材としている。
主人公、松枝清顕 は、一緒に育った貴族の綾倉家の娘、聡子を愛している。しかし、状況は二人の結びつきを許さなかった。聡子は他の男性と婚約し、二人の将来はないと知りな がら、清顕と聡子は密かに会うようになる。聡子は妊娠したことを知り、両親と関係を絶つが、清顕の子どもについては何も語らない。

 



東京夜曲 (1997年, 87分) 

監督:市川準 
脚本:佐藤信介 
撮影:小林達比古 
音楽:清水一登|れいち
出演:長塚京三|倍賞美津子|桃井かおり|上川隆也|はやし・こば|朝霧鏡子|花沢徳衛|七尾伶子 

数年前に、妻の久子や家族を置いて家を出ていった浜中が東京の片隅にある上宿商店街にふらりと舞い戻った。何事もなかったように父が経営す る電気屋で働き始める浜中。久子に密に思いを寄せていた青年、朝倉はそんな彼が許せず、過去を調べ始めた。そして、商店街の喫茶店のオーナー・たみと浜中 が昔,付き合っていたこと,ふたりは当然結婚すると思われたが、突然、たみが大沢という男と結婚したこと、そして、大沢が病死した頃に浜田が町を出ていっ たらしいことを知る。浜中の出現に心揺さぶられるたみ,何も言わず彼を迎え入れる久子、そして、無口で多くを語ろうとはしない浜中。40代の男女の移ろ い,さまよう心を市川準が優しく綴っていく切ない大人の愛の物語。熟達した味を見せる3人の主演俳優の演技も心地よい。

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