津村禮次郎能公演
津村禮次郎
能(theatre noh)・古典から現代へ
住所:ボリショイ・グネズドニコフスキー通り、10
開幕:19:00
チケット: 8 (495) 629-86-61
3月25日・プログラム
1. 仕舞
「屋島」 - 源義経の霊・小島英明
「砂蜘蛛」 - 蜘蛛の精・桑田貴志 源頼光・新井麻衣子
2. 能の話「能の楽しみ」
能面と装束の紹介 「修羅物」
3. ダンス Sense-ous
酒井はな
太鼓 -佐藤健作
4. 能舞
「井筒」 - 井筒の女・津村禮次郎
笛 - 槻宅 聡
地謡 - 小島英明、桑田貴志、新井麻衣子
5. ダンス 「ひかり、肖像」
津村禮次郎、酒井はな
プロフィール
1942年福岡県生れ。観世流緑泉会代表。重要無形文化財(能楽総合)保持者。一橋大学、二松学舎大学講師。定例公演、薪能公演で古典能公演の外、現代演劇、コンテンポラリーダンス作品などを制作上演する。アジア、ヨーロッパなど海外公演も多い。
1971年道成寺初演。1992年能「オセロー」。2003年卒都婆小町。2004年新国立劇場主催公演で「OKINA」。2005年二人のノーラ(Double Nora)。2008年「ひかり、肖像」
演劇作品では野田秀樹と2001年「桜の森の満開の下」、2010年「THE DIVER」等をてがける。優れた古典作品と現代作品に広く関わり、現代の能の開拓者である。著作「能がわかる100のキーワード」(小学館)がある。
アメリカ・シアトルに生まれ5歳よりクラシックバレーを始める。牧阿佐美、三谷恭三に師事。1993年「くるみ割り人形」でデビュー。1997年新国立劇場プリンしパルとして活躍。1998年芸術選奨新人賞、2009年大臣賞受賞のほか数々の賞に輝く。クラシックバレーでは「白鳥の湖」「ジゼル」「ドンキホーテ」ほか多くのレパートリーを演じ、優れた表現力と技術、品格ある舞台で高い評価を得ている。劇団四季のミュージカル「コンタクト」にも出演。2008年能舞台公演「ひかり、肖像」で津村禮次郎と初共演する。2008年モスクワボリショイ劇場でブノワ賞ガラ公演で「椿姫」「ドンキホーテ」を踊る。
「和太鼓に選ばれた男」と称され、和太鼓の響きを日本に留まらず世界に響かせている。長野県戸隠をベースに大自然との調和と息遣いを感じさせる。
1998年「サッカーワールドカップ・フランス大会」で閉会式で大太鼓演奏をする。
2004年ソロ公演「ちはやぶる」を立ち上げる。2008年和太鼓公演「不二fuji」で津村禮次郎と共演し、和太鼓初の「文化庁芸術祭新人賞」を受賞する。2010年「世界遺産・宮島」でソロリサイタルを行う。
1961年島根県生まれ。1993年国立能楽堂第2期研修終了し、中谷明に師事、森田流笛方として活動する。1996年翁初演、2003年道成寺初演。その後古典に留まらず、創作作品、海外公演にも実力を発揮する。「ひかり、肖像」は既に共演している。
1970年東京生まれ。9歳でデビュー、1994年学習院大学卒業と共に、観世喜之のもとで修業。2000年独立し意欲的な活動を続ける。東京、宮城などで能の普及に尽力する。
1971年広島生れ。明治大学在学中に能に世界に志し、卒業と共に観世喜之門下に入り修行をする。2001年独立し自己の公演、普及活動を開始する。古典能、海外公演など積極的に取り組み、シンガポールにも定期的に指導に行く。
1980年生れ。お茶ノ水大学在学中に能に興味を覚え、卒業と同時に女流能楽師足立禮子に師事。若手能楽師として研鑽を積む一方、古典と現代作品にも積極的に関わっている。