河口洋一郎氏作品上映会/デジタル芸術のイロハ
作品上映会
2012年7月19日-21日, 19:00-21:00
会場: 映画館 «ピオネール» (クトゥーゾフスキー大通り, 21)
担当学芸員: クラエワ・カリーナ
コーディネーター: ビリューコワ・ダーシャ
出席者: 河口洋一郎氏
河口洋一郎 – コンピューター・グラフィック の«大家»で世界的に有名。すでに40年以上、この分野に携わりデジタル芸術の"パイオニア"の一人と認められている。1995年にヴェネツィア・ビエンナーレでは日本館を代表した。2010年毎年恒例のSiggraph (米国)フェスティヴァルで、デジタル技術の発展における顕著な貢献を称えて表彰される。
河口氏は、実際の動きに起きていることに反応する特別な視覚的挑発媒体を作っている。二次元や三次元の映像のモデルを作りながら、河口氏は観る者に追加の視覚的解釈の空間を残す。デジタル芸術の革新を追究しながら、物語的な視覚的文化の状態を、より新しい技術的な映像の体裁へ移そうとしている。
河口氏は、自分の実験について様々な現代技術との相互作用を語るだろう。例えば3Dコンピューター・アニメ、また、視聴者とのコミュニケーションできる、作品の創造と視覚的見解の形成に関る、より意味のある作品をお見せするだろう。
チケット料金:
お一人 — 250 ルーブル
割引 - 30%引き
上映スケジュール:
7月19日, 19.00
Pollen, 1975, 3'27''
Ecology, 1976, 0'34''
Shell, 1976, 0'56''
Growth: Tendril, 1981, 6'03''
Growth: Mysterious Galaxy, 1983, 5'58''
Morphogenesis, 1984, 2'55''
Origin, 1985, 4'40''
Ecology, 1986, 6'24''
Float, 1987, 4'33''
Embryo, 1988, 4'44''
7月20日, 19.00
Flora, 1989, 4'24''
Eggy, 1990, 3'43''
Festival, 1991, 3'48''
Mutation, 1992, 3'37''
Artificial Life "Metropolis" Cell, 1993, 3'43''
Coacervater, 1994, 2'39''
Gigalopolis, 1995, 2'43''
Neurar, 1996, 4'04''
Paradise, 1997, 3'27''
Fossy, 1999, 3'27''
Wriggon, 1999, 3'28''
Nebular, 2000, 3'55''
Topolon, 2001, 2'05''
Cytolon, 2002, 2'47''
Cerebran, 2002, 3'35''
Xenion, 2003, 3'50''
Icebergy, 2004, 5'32''
Mirron, 2005, 2'55''
Poisoned Bergy, 2008, 2'53''
7月21日, 19.00
Growth in Hydrodynamics, 2006, 2'42''
Simulated Infinite 4D Fish, 2007, 3'59''
Hydrodynamic Butterflies, 2008, 1'57''
Hydrodynamic Bio-Machines in Europa: Satellite of Jupiter, 2009, 2'36'', Scissor's Ficco, 2010, 1'50''