Japanese Film Festival
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28 февраля 2018 г.

江國香織原作「きらきらひかる」上映会 と江國香織アフタートーク

国際交流基金は、トレチャコフ美術家との共催で、作家の江國香織さん原作の映画「きらきらひかる」の上映会を実施します。

上映後には、江國香織さんのアフタートークを行います。

インタビュアーとして、江國香織さんの多くのご著書の編集を担当された木葉篤さんをお迎えします。

 

【日程】3月11日(日) 18:00

【場所】トレチャコフ美術館エンジニア棟コンファレンスホール

(ラヴルシンスキー横町、12)(Lavrushinsky pereulok, 12)

 

【入場方法】入場無料ですが、当日会場チケット売り場にて、無料チケットをお受け取りください。事前登録は必要ありません。

 

【上映作品】「きらきらひかる」(1992年、103分)18+

監督・脚本:松岡錠司 

原作:江國香織 

撮影:笠松則通 

美術:遠藤光男 

音楽:茂野雅道

出演:薬師丸ひろ子、豊川悦司、筒井道隆、津川雅彦、加賀まり子、川津祐介、大島智子

 

フリーの翻訳家、27歳、香川笑子。医師、30歳、岸田睦月。ふたりはお見合いの席で本当の姿をそれぞれみせたことがきっかけとなり入籍。情緒不安定でアルコール依存症ぎみの妻と同性愛者の夫という奇妙な夫婦が誕生したのだった。夫から彼の恋人である大学生の紺を紹介されて親しくなった妻。奇妙の上に奇妙が重なった3人の不思議な関係に、やがて第3者が介入していく・・・。デビュー作「バタアシ金魚」で一途な恋を描いた松岡錠司が、第2作となる本作品では、都会という激しい荒波の世界で精いっぱい、正直に生きている人間の不器用な生き方を温かい視線で描きあげている。

 

【プロフィール】

江國香織

1964年 東京生れ。

1982年 目白学園女子短期大学国文学科卒業。

1987年 アメリカ、デラウェア大学留学。「草之丞の話」で「小さな童話」大賞受賞。

1989年 「409ラドクリフ」でフェミナ賞受賞。

1992年 『こうばしい日々』で坪田譲治文学賞、『きらきらひかる』で紫式部文学賞。

1999年 『ぼくの小鳥ちゃん』で路傍の石文学賞。

2002年 『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞。

2004年 『号泣する準備はできていた』で直木賞。

2010年 『真昼なのに昏い部屋』で中央公論文芸賞。

2012年 「犬とハモニカ」で川端康成文学賞を受賞。

2015年  『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』で谷崎潤一郎賞。

 

小説以外に、詩作や海外作品の翻訳も手掛ける。作品の多くは韓国や中国をはじめ、海

外でも翻訳され、1999年に発刊された『神様のボート』はロシア語にも訳されている。

 

木葉篤

1958年 11月23日 広島県生まれ

1982年 株式会社ほるぷ入社

1984年 株式会社ほるぷ退社  株式会社あかね書房入社、91年より編集部に配属

1998年 あかね書房退社 フリーランスの編集者に この時期より江國香織氏の編集担当

1998年 江國氏著『都の子』(集英社)の本文内写真を担当

2000年 株式会社ホーム社に嘱託社員として入社

2001年 江國氏著『東京タワー』(マガジンハウス)連載時写真と単行本表紙写真を担当

2002年 江國氏著『泳ぐのに安全でも適切でもありません』の編集担当 同作品は第15回山本周五郎賞を受賞

      江國氏著『間宮兄弟』(小学館女性セブン)の連載時の編集を担当

2010年 アンソロジー『チーズと塩と豆と』(江國香織、井上荒野、角田光代、森絵都)の

     編集と海外取材アテンドを担当

2015年 江國氏訳『パールストリートのクレイジー女たち』の編集を担当

 

現在、ホーム社文芸図書編集部 部長兼編集長

 

 フリーランスの時代より、江國氏の講演の大半に同行し、壇上でのインタビュアーや司会も務める。最近では2016年韓国大山財団主催の東京講演、2017年フランス、リヨン大学主催講演、鹿児島での書店主催の講演など。

 他に担当する主な作家は、池上彰、井上荒野、角田光代、辻仁成、池澤夏樹など。

 

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