07 января 2016 г.
ジャパニーズ・サンデー(1月)
国際交流基金モスクワ日本文化センターは、映画館「ファッケル」と共催で、毎月最終日曜日に日本映画上映会を実施します。1月31日は、黒澤明監督の「天国と地獄」を上映します。
【場所】映画館「ファッケル」(エントゥジアスト通り、15/16)
【日時】1月31日(日) 14:50
【入場】無料
【上映映画】「天国と地獄」(黒澤明監督、1963 年、143分) 16+
監督・脚本:黒澤明
原作:エド・マクベイン
脚本:小国英夫、菊島隆三、久板栄二郎
撮影:中井朝一、斎藤孝雄
出演:三船敏郎、香川京子、仲代達矢、木村功、山崎努、三橋達也
高台に豪邸を構えている製靴会社の権藤の子供と間違えられて、お抱え運転手の子供が誘拐される。権藤は悩みに悩んだ末、全財産を投げ出して三千万円の身代金を払い子供を救い出す。警察の捜査が始まり、ひとりの非凡な知能犯である青年が浮かんでくる。その動機とは・・・。全編息づまるサスペンスで、特に鉄橋を利用した現金受け渡しのシーンは有名で,これを模倣した誘拐事件が実際に発生した。また白黒作品であるにもかからわず、映画のもっともポイントとなるシーンで一個所着色を施すなど黒澤明の意気込みが感じられる。