森美術館チーフ・キュレーター片岡真実氏講演会
«Out of doubt: 現代日本美術の再考»
9月27日, 19.00
Artplayセンター 大ホール
入場無料 – 事前の 予約申込みが必要です。
第5回モスクワ・ビエンナーレ展では、現代美術ビジネス・スクールRMAと国際交流基金 (The Japan Foundation) が共同し、 Artplay デザインセンターで、森美術館チーフ・キュレーターの片岡真実氏による講演会«Out of doubt: 現代日本美術の再考»を行います。
2011年の震災と原発事故以後、日本では、社会構造についてや、これらの問題に関連した、皆に共通した豊富な情報が明らかに増え、早い時期に現代美術の実践に反映しました。第4回森美術館トリエンナーレ «六本木クロッシング 2013: Out of doubt»の題材として基にしながら、片岡氏は、日本での美術実践の歴史的社会的文脈について、また、困難、矛盾とあいまいさの克服を通して、重要な問題に対する答えの探索がどのように行われているかを語ります。
講師について:
片岡真実 (Mami Kataoka) – キュレーター、作家。2003年から東京六本木の現代美術館『森美術館』チーフ・キュレーター。 2007年から2009年まで、ロンドンのヘイワードギャラリーで最初の国際キュレーターを務める。特に、世界の様々な文化にユーモアの役割を研究させる目的だった«笑い展» (2008)を手がける。 2012年、 第9回光州ビエンナーレ(大韓民国)にアート・ディレクターとして参加する。. 2000年以降は、社会的歴史的なテーマを含む、現代日本美術の傾向の研究と分析の分野で知られている専門家である。
キュレーターとしての主な経歴:
“イ・ブル : From Me, Belongs to You Only” (2012), アジアで最も活躍している現代アーティストの一人、イ・ブルの最初の大規模な個人展。
“Phantoms of Asia : Contemporary Awakens the Past” (2012), サンフランシスコの東洋美術館のため手がける。
“アイ・ウェイウェイ展 : 何に因って?” (2009), 2012年からアメリカでの芸術家ツアーの企画として。
“東京 — ベルリン/ベルリン — 東京” (2006) ベルリンの新美術館との協力で。
“フォロー・ミー! : 新しい世紀の中国現代美術 (2005)
“杉本博司 : 時間の終わり” (2005) アメリカ、ワシントンのハーシュホーン美術館、彫刻庭園との協力で。
“六本木クロッシング : 日本美術宇の新しい展望 2004”
“小澤剛展 : 同時に答えろ Yes と No!” (2004)
講演会場と日時:
9月27日(金)19.00 ARTPLAY センター大ホール(ニージュナヤ・スィロミャトニーチェスカヤ通り10, ストラエーニエ3、3階)
入場に制限があります。RMAのサイトでご登録をお願いします。 – http://www.rma.ru/mami_kataoka.php
取材についての問い合わせ先 – ダリヤ・ヴォロビエワ→ daria@rma.ru
主催: