立木さとみ講演会
111年の時を超えて
~日露戦争時の写真に見る日露友好の記憶~
【日時】9月23日(月) 19:00
【場所】モスクワ日本文化センターレクチャールーム(ニコロヤムスカヤ通り、1)
【入場無料】登録は不要ですが、図書館に入館するために身分証明書が必要になりますので、パスポートをご持参ください。
《内容》
2016年1月に、突然ロシアから徳島の立木写真舘に届いた数枚の写真。それは日露戦争時に、日本の収容所で撮影されたロシア兵の集合写真だった。写真をロシアに持ち帰ったロシア兵のひ孫・アリョーナ・ジャンダロヴァと、写真の撮影者のひ孫・立木さとみは、111年の時を超えて奇跡の出会いを果たす。やがて、日露戦争時に、ロシア兵は想像以上の人道的な扱いを受け、民間人とも交流していたことが判明。立木さとみが講演を続ける中で、次々にその事実が明らかになる。
「国と国は戦争をしても、個人同士が憎しみ合っているわけではない」‥‥世界に緊張感が満ちるいまこそ、たくさんの方に「民間外交のチカラ」と、それを可能にした「写真のチカラ」をお伝えしたい。
(左)ロシアからメールで突然送られてきた、 (右)戦時中にも関わらず、日露兵士のツーショット写真。
日露戦争時のロシア兵俘虜の集合写真。 のちに歴史的大発見の一枚だったことが判明する。
プロフィール
立木さとみ(たつき さとみ)
1960年 徳島市で1883年創業の立木写真舘に5世代目として生まれる
1983年 上智大学文学部卒業
1983年 マドラ出版入社 月刊誌「広告批評」や単行本の編集・イベント企画に携わる
1993年 実家の(株)立木写真舘に入社
2018年より 個人事務所「立木写真舘1883」代表
1999年 社団法人 徳島青年会議所理事長
2001年~2015年 徳島市行政評価委員会
2005年~2008年 国土交通省四国地方整備局「美しい四国づくり実行委員会委員
2010年~2014年 徳島県人事委員会委員(2013年~は委員長)
【現職】
2008年~ Portrait Academy of Japan 広報室長
2009年~ 四国放送番組審議会委員
2014年~ NHK徳島放送局「友の会」副会長
2014年~ 徳島新聞賞審査員
2016年~ 徳島大学監事
※徳島のタウン誌や徳島新聞に連載多数、単発原稿多数
※男女共同参画、地域づくりなどに関する講演多数
【日露戦争時の写真に関する講演】
2016年9月より、「日露戦争時の写真にみる日露友好の記憶」についての講演を、日本国内・ロシア各地で続けている。
2019年末までに、日本国内15都府県、ロシア国内3都市で約100回講演、聴講者は約5,000人にのぼる予定。