国際交流基金モスクワ日本文化センターは、映画館「ファッケル」と共催で、日本映画上映会を実施しています。６月は澤井信一郎監督特集です。

 

【場所】映画館「ファッケル」（エントゥジアスト通り、15/16）

【スケジュール】

6月24日（土）17:30  「わが愛の譜　滝廉太郎物語」（1993年）16+

6月25日（日）17:30　「福沢諭吉」（1991年）16+

【入場】無料

【上映映画】

 

わが愛の譜　滝廉太郎物語

1993年　125分

 

監督・脚本：澤井信一朗　
原作：郷原宏　
脚本：宮崎晃｜伊藤亮爾　
撮影：木村大作　
美術：井川徳道　
音楽：佐藤勝

出演：風間トオル、鷲尾いさ子、天宮良、藤谷美紀、浅野ゆう子、柳沢慎吾｜渡辺典子、宮崎淑子

 

「花」｢荒城の月｣などの名曲を生み出し、23歳10ヵ月という若さで、この世を去った滝廉太郎の、没後90年を記念して作られた伝記映画。東京音楽学校でピアニストを志すが挫折、それでも音楽への情熱を捨てず、ドイツに留学。そんな彼の青春を憧れの女性ピアニスト・中野ユキとの恋模様を軸に描き出していく。

 

福沢諭吉

1991年　　123分

 

監督：澤井信一郎　
脚本：笠原和夫｜桂千穂　
撮影：仙元誠三　
音楽：久石譲

出演：柴田恭兵、榎木孝明、仲村とオル、南野陽子、若村麻由美、哀川翔、勝野洋

 

幕末から明治の激動の時代に生きた福沢諭吉の半生を描いた大作。1835年、中津藩の下級武士の家に生まれた諭吉は、やがて外記と共に蘭学を志し長崎へ留学。彼はそこで頭角を現し、蘭学塾を開くが･･･。若手俳優の育成に定評の澤井信一郎が、若き福沢諭吉とその周りに集まる塾生たちとの青春群像劇として仕上げた歴史ドラマ。