Japanese Film Festival
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10 мая 2017 г.

日本映画上映会@映画館「ファッケル」・矢口史靖監督特集

 

国際交流基金モスクワ日本文化センターは、映画館「ファッケル」と共催で、日本映画上映会を実施しています。5月は矢口史靖監督特集です。

 

【場所】映画館「ファッケル」(エントゥジアスト通り、15/16)

 

【スケジュール】

5月26日(金)17:30 「アドレナリンドライブ」 (1999年) 16+

5月27日(土)17:30  「ウォーターボーイズ」 (2001年) 16+

5月28日(日)17:30 「スウィングガールズ」 (2004年) 16+

 

【入場】無料

 

【上映映画】

 

アドレナリンドライブ(1999年、112分)

 

監督・脚本:矢口史靖

撮影:浜田毅

美術:山田好男

音楽:山本精一

出演:石田ひかり、安藤政信、ジョビジョバ、角替和枝、真野きりな、徳井優

 

「ひみつの花園」に続く矢口史靖監督の長編第3作。ヤクザの車に傷をつけ、因縁をつけられた、気弱なレンタカー店の店員・悟と、同僚からバカにされるほどお人好しの看護婦、静子。ヤクザの事務所の爆破事故現場に偶然、居合わせた彼らは組から大金を強奪。チンピラたちに追いかけられ、必死に逃げるうちに、ふたりは心を通わせていく・・・・・。矢口監督ならではのユーモラスな演出で、物語は転がっていく。マジメな堅物から恋する女に変わっていく静子に扮した、石田ひかりのコケティッシュな好演が印象的。

 

 

ウォーターボーイズ(2001年、91分)

 

監督・脚本:矢口史靖 

撮影:長田勇市 

美術:清水剛 

音楽:松田岳二、冷水ひとみ

出演:妻夫木聡、玉木宏、三浦哲郎、近藤公園、金子貴俊、平山綾、眞鍋かをり、竹中直人

 

“男のシンクロナイズドスイミング”という実在したユーニクな題材を元に,平凡な高校三年生たちの切なくも可笑しい夏休みを爽やかに描いた青春映画。廃部寸前の男子高校水泳部の顧問に美人新米教師が就いたことから、部員は急増。しかし、彼女が本当に教えたかったのは競泳ではなくシンクロナイズドスイミングだった。先生に言いにくるめられて残った部員はたった5人。彼らは、渋々シンクロをするハメに・・・。「アドレナリンドライブ」の矢口史靖が、真正面からのコメディー作りを目指してー級のエンタテインメント作品に仕上げた。プールの中で人間ピラミッドを作り上げるクライマックシーンでは、達成感に満ちたウォーターボーイズたちの姿に思わず胸が熱くなる。

 

 

スウィングガールズ(2004年、105分)

 

監督・脚本:矢口史靖

撮影:柴主高秀

出演:上野樹里、貫地谷しほり、本仮屋ユイカ、竹中直人、谷啓

 

東北の田舎の高校。夏休み中、学校では補習が行われている。鈴木友子(上野樹里)たちは、その補習をさぼるため、野球部の応援に行った吹奏楽部が忘れた弁当を届けに行く。だがその弁当のため、吹奏楽部は食中毒になってしまう。至急代わりが必要になり、友子たちも責任を取って吹奏楽部に参加させられる。補習をさぼるため嫌々やっていた彼女たちだったが、徐々にビッグバンドジャズに興味を持つようになる。しかし、野球部の試合で演奏する前日、元の部員たちが戻ってきて彼女たちはお払い箱。だがジャズの面白さを知った彼女たち17人は、楽器を買うためにバイトをしたり、スーパーの前で演奏をしたり、学生音楽祭への参加を目指し特訓する。学生音楽祭当日、彼女たちの演奏に会場は大いに湧く。初めて楽器を持つ出演者も多いなか、演奏は吹き替えなしで役者自身たちによってなされている。

 

 

 

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