Japanese Film Festival
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06 ноября 2014 г.

第48回日本映画祭

第48回日本映画祭

 

【主催】 国際交流基金、在ロシア日本国大使館

【日程】 11月19日~25日

【場所】 映画館「ホライズン」(Komsomolsky prospect, 21/10)

【入場料】 「舟を編む」-250ルーブル、他 - 100ルーブル 

日本語音声、ロシア語字幕付きで上映いたします。

プログラム

11月19日(水) 

19:30 オープニング「県庁おもてなし課」上映

上映後 Q&A(前田光治プロデューサー)

11月20日(木) 

19:00 「あなたへ」 

上映後 Q&A(前田光治プロデューサー)

11月21日(金) 

19:00 「舟を編む」

11月22日(土) 

15:00 「奇跡のリンゴ」

17:30 「プラチナデータ」

11月23日(日) 

16:00 「少年H」

11月24日(月) 

19:00 「奇跡のリンゴ」

11月25日(火) 

19:00 「あなたへ」

 

19・20日は上映後、映画プロデューサー・前田光治さんとQ&Aセッションを行います。

参加自由ですので、皆様のご質問・ご感想をぜひお聞かせください。

 

【前田光治/まえだこうじ/映画プロデューサー】 

日本大学芸術学部放送学科卒、(株)東宝映画入社

2004「世界の中心で、愛をさけぶ」行定勲監督

2009「ハゲタカ」大友啓史監督

2011「岳 ガク」片山修監督

2012「あなたへ」降旗康男監督

2013「県庁おもてなし課」三宅喜重監督

2014文化庁委託事業・若手映画作家育成プロジェクト

「世田谷区、39丁目」山下征志監督

 1978「白夜の調べ」日ソ合作映画 セルゲイ・ソロビヨフ監督 日本ロケーション担当

 

 

上映映画概要

 

「県庁おもてなし課」(2013年、123分) 

【監督】三宅 喜重

【キャスト】錦戸亮、堀北真希、船越英一郎、関めぐみ、高良健吾、甲本雅裕

【あらすじ】

高知県庁に実在する「おもてなし課」を舞台に、職員たちが高知の観光振興のためひた走る姿を描く。

観光の促進を円滑にするために高知県庁は「おもてなし課」を設立。若手職員・掛水(錦戸亮)を中心としたメンバーたちが何をすべきかわからず困惑していると、地元出身の作家・吉門(高良健吾)から役所気質と民間感覚のズレを痛烈に批判される。発奮した掛水は柔軟な発想力を持つアルバイトの多紀(堀北真希)と共に、本当のおもてなしを見つけ出すべく奔走する。

 

 

 

「あなたへ」(2012年、111分)

【監督】降旗 康男

【キャスト】高倉健、田中裕子、佐藤浩市、草彅剛(SMAP)、余貴美子、綾瀬はるか、大滝秀治、長塚京三、原田美枝子、ビートたけし

あらすじ:

日本映画界屈指の名優・高倉健が、『鉄道員(ぽっぽや)』『ホタル』など数々の名作を送り出してきた降旗康男監督と20作目のタッグを組んだ人間ドラマ。妻の遺骨を散骨するため妻の故郷へ旅立った男が、道中で出会った人々との交流を経て妻の真意を知る姿を描く。

北陸の刑務所で指導技官として勤務する倉島英二(高倉健)のところに、亡くなった妻・洋子(田中裕子)が生前にしたためた1通の手紙が届く。そこには故郷の海に散骨してほしいと書かれており、英二は洋子が生前には語らなかった真意を知るため、車で彼女の故郷・九州へと向かう。その道中で出会ったさまざまな人々と交流するうちに、妻との思い出が頭をよぎり……。

 

 

 

「プラチナデータ」(2013年、133分)

【監督】大友 啓史監督

【キャスト】二宮和也(嵐)、鈴木保奈美、生瀬勝久、杏、豊川悦司

あらすじ:

さまざまな作品が映画化されている東野圭吾の小説を、『ハゲタカ』『るろうに剣心』の大友啓史監督が映画化したサスペンス。DNAデータを基に犯罪捜査が行われる近未来を舞台に、自らが携わるDNA解析捜査で連続殺人事件の容疑者となってしまった科学者の逃亡劇を描く。

政府が極秘に収集した国民の遺伝子情報“プラチナデータ”を基に犯罪捜査が行われ、検挙率は驚異の100パーセントで、冤罪(えんざい)は皆無となった近未来の日本。警察庁の科学捜査機関に所属する科学者の神楽龍平(二宮和也)は、DNA捜査システム関係者の連続殺人事件を担当することに。しかし、同システムは神楽自身を容疑者として示し、思考を繰り広げた結果彼は逃亡するが……。

 

 

 

「奇跡のリンゴ」(2013年、129分)

監督:中村 義洋

キャスト:阿部サダヲ、菅野美穂、池内博之、笹野高史、伊武雅刀、山崎努

あらすじ:

石川拓治原作のノンフィクションを基に、夢物語だといわれていたリンゴの無農薬栽培を成し遂げた農家の苦難の道のりを映し出す。

1975年、秋則(阿部サダヲ)は青森県弘前市で妻の美栄子(菅野美穂)と共にリンゴを栽培していた。彼は、年に十数回にわたり散布する農薬が原因で皮膚に異常をきたしてしまい、寝込むこともある妻の体を心配して無農薬でリンゴを育てることを心に誓う。だが、農薬を使わないリンゴ栽培はその当時「神の領域」ともいわれ、実現するのは絶対無理だと思われており……。

 

 

 

「少年H」(2013年、122分)

監督:降旗 康男

キャスト:水谷豊、伊藤蘭、吉岡竜輝、花田優里音、小栗旬、早乙女太一、原田泰造、

佐々木蔵之介、國村隼、岸部一徳

あらすじ:

1997年に発表されベストセラーを記録した、妹尾河童の自伝的小説を実写化したヒューマン・ドラマ。戦前から戦後までの神戸を舞台に、軍国化や戦争という暗い時代の影をはねつけながら生きる家族の姿を見つめていく。

昭和初期の神戸。洋服仕立て職人の父・盛夫(水谷豊)とキリスト教徒の母・敏子(伊藤蘭)の間に生まれた肇(吉岡竜輝)は、胸にイニシャル「H」が入ったセーターを着ていることからエッチというあだ名が付いていた。好奇心旺盛で曲がったことが嫌いな肇だったが、オペラ音楽について指南してくれた近所の青年が特別高等警察に逮捕されるなど、第2次世界大戦の開戦を機にその生活は暗い影を帯びていく。やがて、彼は盛夫に対するスパイ容疑、学校で行われる軍事教練、妹の疎開といった出来事に直面し……。

 第35回モスクワ国際映画祭のGALA(ガーラ)部門で特別作品賞を受賞。

 

 

 

を編む」(2013年、133分)

監督:石井裕也

キャスト:松田龍平、宮﨑あおい、オダギリジョー、黒木華、渡辺美佐子、池脇千鶴、鶴見辰吾、八千草薫、小林薫、加藤剛

あらすじ:

2012年本屋大賞に輝いた三浦しをんの小説を、『川の底からこんにちは』などの石井裕也監督が実写映画化。ある出版社の寄せ集め編集部が、気の遠くなるような歳月をかけて二十数万語が収録された新辞書作りに挑む姿をユーモラスに描く。

玄武書房に勤務する馬締光也(松田龍平)は職場の営業部では変人扱いされていたが、言葉に対する並外れた感性を見込まれ辞書編集部に配属される。新しい辞書「大渡海」の編さんに従事するのは、現代語に強いチャラ男・西岡正志(オダギリジョー)など個性の強いメンツばかり。仲間と共に20数万語に及ぶ言葉の海と格闘するある日、馬締は下宿の大家の孫娘・林香具矢(宮崎あおい)に一目ぼれし……。

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