18 мая 2011 г.
5月の日本理解講座
日本理解講座(5月)
東北を知ろう!
東日本大震災で大きな被害を被った地域について知ってください。
5月18日(水) 18時
テーマ 「短歌は「悲しき玩具」・ 石川啄木の作品」
講師プロフィール
言語学博士候補(1981)、ロシア国立人文大学付属東洋文化大学指導教員・極東地域歴史言語学部主任
1972年、モスクワ国立大学付属東洋言語大学卒業
1970・1997-1998・1999-2000 - 日本へ留学
1980年、世界文学大学大学院卒業
1986年、ロシア科学アカデミー東洋学研究所上級研究員、1994年から助教授
2010年から現在に至るまで、ロシア国立人文大学付属東洋文化大学指導教員・極東地域歴史言語学部主任
日本の文化と文学を専門としている
80以上もの著作
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石川啄木(1886-1912)
東日本大震災で大きな被害を被った岩手県が誇る明治時代の夭逝の天才詩人。19才の時に処女詩集「あこがれ」を刊行し、天才詩人と評価される。
貧しさの中、小学校の教員や新聞社に勤めながら、創作活動を続ける。24歳の時に処女歌集「一握の砂」を刊行。平易な言葉で日常の悲喜こもごもの感情を素直に歌い上げた短歌は、好感を持って歌壇に受け入れられ生活派短歌と呼ばれた。26歳の若さで肺結核で亡くなる。死後刊行された歌集「悲しき玩具」は各方面で激賞された。