スティーブン・ノムラ・シブル監督Q&A
【日程】11月28日
【時間】20:00 – Ryuichi Sakamoto: CODA (上映後 - スティーブン・ノムラ・シブル監督Q&A)
【場所】映画館 「カロ オクチャーブリ 11」
【住所】Moscow, Noviy Arbat st., 24
スティーブン・ノムラ・シブル
東京で生まれ育ち、アメリカン・スクール卒業後、渡米。ニューヨーク大学映画学部で映像制作を学ぶ。在学中、19歳の時に「ゆきゆきて、神軍」等で世界的に知られ、マイケル・ムーアにも大きな影響を与えた事で知られるドキュメンタリー作家、原一男の下で助監督を勤める経験を経て、卒業後、劇映画やTVドキュメンタリーの助監督や制作の仕事をする。96年、 NYにてボーダーランドメディアを設立。WOWOWの制作する映画コンテンツの海外担当を勤め、カンヌやベルリンの映画祭やマーケットで作品を紹介し、海外からの制作資金調達や配給マーケットの拡大に成功する。 「青山真治監督、役所広司主演「EUREKA」(カンヌ・コンペ部門出品、 「国際批評家連盟賞」及び「エキュメニック賞」受賞),河瀬直美監督作品「火乗」等のプロジェクト に貢献をし、Marguerite Duras原作、 Beautrice Dalle主演で広島を舞台にした日仏合作映画H-Story(カンヌ「ある視点」出品)等の制作にも関わるようになり、以後、全編日本で撮影されたソフィア・コッポラ監督作品「ロスト・イン・トランスレーション」の日本側のCo-Producerとして抜擢される。同作品はアカデミー賞で優秀作品賞を含む4部門でノミネートされ、最優秀脚本賞を受賞。後に音楽コンテンツでは、エリック・クラプトンと共同でブルースの巨匠、ロバート・ジョンソンへのトリビュート音楽長編ドキュメンタリーEric Clapton: Sessions For Robert Jを制作。企画から立ち上げ、監督としても参加をしたこのプロジェクトは、米国PBSや英国BBC等を含む、全世界数十カ国で放送され、DVD/CDとしてもワーナーからワールドワイドでリリースされた。 広告関係では、Marc Jacobsの映像担当も勤め、 現在NYを拠点にしながら活動中。 初の劇場用映画監督作品となる「Ryuichi Sakamoto: CODA」は第74回ヴェネツィア国際映画祭「アウト・オブ・コンペティション」部門ででワールド・プレミアを行い、日本を皮切りに、世界各国で公開が予定され、優れたドキュメンタリー作品の監督として、シブルは第42回報知映画賞特別賞を受賞した。CODAのスピンオフ的映画である「坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK: async」は第68回ベルリン国際映画祭に正式招待され、「ベルリナーレ・スペシャル部門」で公式上映が行われる。