10 ноября 2021 г.
巡回展「妖怪大行進:日本の異形のものたち」展(サンクトペテルブルグ)
2021年11月から2022年1月にかけて、国際交流基金巡回展「妖怪大行進:日本の異形のものたち」展がサンクトペテルブルグ市とノボシビルスク市で開催されます。
ノボシビルスク市の開催については、後日情報が公開される予定です。
サンクトペテルブルグ
【会期】2021年11月12日~12月05日(初日は午後5時から入場いただけます)
【場所】サンクトペテルブルグ国立彫刻博物館、新展示ホール
【住所】ネフスキー・プロスペクト、179
【主催】国際交流基金、在サンクトペテルブルク日本国総領事館、サンクトペテルブルグ国立彫刻博物館
【入場】チケット売り場で入場券をお求めください。入場にはQRコードが必要となります。
本展覧会では、絵巻や錦絵を中心に、さらに玩具や映画といったメディアを通じて現代まで広がりを見せる、日本の妖怪文化を紹介いたします。
古今東西あらゆる文化で、説明のつかない不思議な現象に対して、様々なイメージが与えられてきました。日本の妖怪もそうした超自然的な力をあらわすキャラクターの一種として、色々な物語に登場し、人々を驚かせたり怖がらせたりしてきました。それから時代が進み、新しい科学や技術が人々の生活を変えるにつれて、妖怪たちは次第に恐ろしさを減じ、お茶目な友達のような存在に変化してきたと言えるかもしれません。日本には今でも夏に怪談を楽しむ文化が続き、妖怪たちがテレビや劇場を賑わせています。本展では、いわばこの妖怪たちの「大衆化」に焦点を当て、不思議な妖怪の世界へとみなさまを誘います。