Winter Garden : 日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開
学芸員: 松井みどり
主催:
国立現代美術センター, 在ロシア日本国大使館, 国際交流基金
作品 :
青木陵子 / Ryoko Aoki,
千葉正也 / Masaya Chiba,
Chim↑Pom,
半田真規 / Masanori Handa,
泉 太郎 / Taro Izumi,
工藤麻紀子 / Makiko Kudo,
國方真秀未 / Mahomi Kunikata,
落合多武 / Tam Ochiai,
佐伯洋江 / Hiroe Saeki,
杉戸洋 / Hiroshi Sugito,
タカノ綾 / Aya Takano,
田中功起 / Koki Tanaka,
山本桂輔 / Keisuke Yamamoto,
八木良太 / Lyota Yagi
会場 : 国立現代美術センター
住所: ゾオロギーチェスカヤ通り13番地2
展覧会オープニング 2011年9月23日19時
展覧会会期: 2011年9月24日 — 10月23日
このたび、モスクワで海外巡回展«ウインター・ガーデン:日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開»を開催いたします。本展は美術評論家の松井みどり氏の企画によるもので、1990年代後半から2000年代前半にかけて現れてきた日本の若いアーティスト14組によるドローイング、絵画、映像作品など35点から構成されております。
出展しているアーティストには、断片を組み合わせて独自の世界観を表現したり、時代遅れのものや凡庸なものに新たな用途や意味を与える「マイクロポップ」(松井氏による造語)的表現が顕著に見られるといった共通点が挙げられます。世界のグローバル化が進み、社会での共通の価値観を持つことが難しい時代を生きる日本のアーティストたちが、それぞれどのような表現で現代社会と対峙しているのか、«ウインター・ガーデン》展を通じて皆様に感じ取っていただければ幸いです。