神と仏にまつわる日本の物語
国際交流基金モスクワ日本文化センターと日本研究者協会は、日本の歴史や文化、さまざまな芸術について取り上げる日本研究連続講演会「日本の文化」の一環として、トゥルヴニコヴァ・ナデジュダ(哲学博士、モスクワ国立大学アジア・アフリカ諸国大学教授)による講義「神と仏にまつわる日本の物語」をオンライン配信いたします。
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アンケートは12月9日19:00から2021年1月23日19:00まで受け付けています。
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【配信開始日】2020年12月9日
【配信URL】YouTubeチャンネル Japan Foundation Moscow
【視聴方法】登録不要
【モデレーター】メシェリャコフ・アレクサンドル
【講師】トゥルヴニコヴァ・ナデジュダ
1993年モスクワ国立大学哲学学部卒業。
2010年より『哲学問題』の副編集長を務める。2011年に哲学博士を取得。2014年よりロシア連邦大統領府附属ロシア経済行政アカデミー現代人文研究専門学校主任研究員、同年よりモスクワ国立大学アジア・アフリカ諸国大学教授。
著作
・「新しいアイデンティティを求める日本」(モスクワ、東洋文献社、 2010年)
・「9世紀日本の仏教における『教義の相違』。空海(弘法大師)密教と顕教の相違について」(モスクワ、ROSSPEN、2000年)
・「空海(弘法大師)『三教指帰』(翻訳および解説、研究)」(モスクワ、Savin S.A.、2005年)
・「日本の哲学思想における『固有の悟り』の伝統」(モスクワ、ROSSPEN、2010年)
・「沙石集(第一巻 沙石集訳、第二巻 日本の哲学思想史における沙石集。研究、索引、付録)」(サンクトペテルブルク、Human initiative center、2017年)
共著
・バチューリン・アレクセイ 共著「日本の宗教史 9-12世紀」(モスクワ、Natalis、2009年)
・バプコヴァ・マリア 共著「12-14世紀における日本の宗教哲学思想の伝統の革新」(モスクワ、政治百科事典、2014年)
・バプコヴァ・マリア 共著「道元禅師からみた仏教共同体」(サンクトペテルブルク、Human initiative center、2019年)
発表論文(2017年-2020年)
・「僧侶は誰から何を継承するのか」(『哲学問題』、2017年、No.6、133-154ぺージ)
・「十訓抄:ずるい人とお人よしのお話」(『Orientalia et Classica:ロシア国立人文大学東洋文化・古代研究所論文集』、第69号、『歴史と伝統的な日本の文化10』、サンクトペテルブルク、Hyperion、2017年、103-117ページ)
・「十訓抄:『善』の概念、恵み」(『日本研究』、2017年、No.2、59-74ページ)
・「もう一度『優れた歌の力』について:『十訓抄』における詩人についてのためになるお話」(『日本』年鑑、2017年、307-329ページ)
・「山の中にある霊場:空海と日本の補陀落山」(『宗教学』、2018年No.2、30-42ページ)
・バプコヴァ・マリア 共著「研究者の評価における『今昔物語集』:主な問題と課題」(『日本』年鑑、2018年、162-202ページ)
・コリャダ・マリア 共著「日本の説話集の伝統における『今昔物語集』」(『東シベリア及び極東人文研究』、2018年、№ 3 (45)、35–45ページ、№ 4 (46)、34–44ページ)
・「『今昔物語集』における日本初期哲学」(『哲学』、2018年No.8、23-45ページ)
・「理にかなった奇跡:『今昔物語集』の不思議に対する仏教の視点」第一部(『哲学問題』、2019年No.2、82-93ページ、No.3、98-109ページ)
・「菩薩観音の奇跡の記録:西国への巡礼」(『人類』、2019年、30号No.2、154-175ページ)
・「肉体をもった菩薩:尊子内親王願文」(『宗教学』、2019年、No.2、66-76ページ)
・アレクセイ・グンスキー 共著「『御伝鈔』と日本の聖人伝の伝統」(『哲学史年鑑』、2019年、第34巻、63–101ページ)
・「13世紀初頭の日本における観音菩薩の宗教儀式:解脱上人貞慶の場合」(『現代東洋学研究』、2019年No.1(2)、44–55ページ)
・「『今昔物語集』の悪の力:鬼、妖怪、その他の魔物の説話」(『日本』年鑑、2019年、第48巻、287–320ページ)
・バブコーヴァ・マリア 共著「『今昔物語集』にみる日本の仏教史:第一部:宗派の開祖と寺院建立者」、(『哲学問題』、2020年、No.1、137–155ページ)、「同第二部:仏塔建立者、仏教儀式の創立者たち、出家した著名な俗人」(『哲学問題』、2020年、No.2、120–132ページ)