モスクワ国際学生日本語弁論大会
実施目的
本大会は、ロシアおよびその近隣諸国で日本語を学習する大学生が、日頃の学習成果や自らの考えを日本語で発表する場であり、本大会の開催を通して、学習意欲の向上、学生・教師間のネットワーク化および教育現場と各地の日本社会の親交と相互理解の促進を目指し、ひいては当該地域の日本語教育の水準向上と活性化を図ることを目的とし、30年以上の歴史を重ねてきました。
新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、昨年は「ユーラシア学生日本語チャレンジ2021」事業を実施、スピーチビデオを募集・審査を行い、結果はYouTubeにて公開しましたが、今年はもう一歩進め、「参加者が人前で日本語を話す体験」を重視し、完全オンラインの形式で大会を実施したくご案内をいたします。
第34回大会開催要項
(1)開催日時 令和3年12月18日(土)12:00 ~ 16:00(予定)
※予備日 令和3年12月11日(土)12:00 ~ 14:00(予定)
(2)開催場所 YouTubeにてLive配信予定
(3)主催 在ロシア日本国大使館、ロシアCIS日本語教師会、国際交流基金
※ 新型コロナウイルス感染症の影響により、実施日を延期したり、実施方法を変更することがあります。その場合、別途お知らせします。
出場資格
(1)ロシアまたは近隣諸国の大学の学部生であること(日本語専攻である必要はない。語学学校や家庭教師の下で学習していても構わない。また独学でも構わない)
(2)日本語を母語とせず、日本滞在期間が通算90日以内であること
(3)過去本大会に出場して6位以内に入賞したことがないこと
※過去本大会には「ユーラシア学生日本語チャレンジ2021」は含まない
ルール
(1)1人5分以内の発表(原稿の持込は不可、発表が6分を超えた場合は、途中打ち切り)を行い、質問者の質問2問に答える
※質問は事前提出された原稿をもとに作成(①内容確認と、②発表者の意見を問う)
(2)テーマ、文体は自由
(3)スライド、小道具等の使用は一切不可
※発表順は直前に大会事務局がくじ引きを行い、決定、事前に出場者に伝えます。
各国、各地弁論大会一覧
弁論大会名 | 主催者 | 実施時期 |
モスクワ国際学生日本語弁論大会 | モスクワ国立大学 | 毎年10月上旬 |
出場者選考会 | アジア・アフリカ諸国大学 | |
サンクトペテルブルク | 在サンクトペテルブルク日本国総領事館,在サンクトペテルブルクゲルツェン記念ロシア国立教育大学 | 毎年4月頃 |
日本語弁論大会 | ||
西シベリア学生日本語弁論大会 | シベリア北海道文化センター、 | 毎年5月頃 |
シベリア日本語教育協会 | ||
極東・東シベリア日本語弁論大会 | 太平洋国立大学、極東連邦大学、サハリン国立総合大学、 | 毎年9月末~ |
在ハバロフスク総領事館、 | 10月初め | |
在ウラジオストク総領事館、 | ||
在ユジノサハリンスク総領事館 | ||
バクー日本語弁論大会 | バクー国立大学 | 毎年9月下旬~10月上旬 |
アルメニア学生日本語弁論大会 | アルメニア日本語教師会、 | 毎年9月下旬 |
在アルメニア日本国大使館 | ||
第30回モスクワ国際学生日本語弁論大会 ウクライナ選考会 | モスクワ国際弁論大会 | 毎年9月下旬 |
ウクライナ選考事務局 | ||
モルドヴァ日本語弁論大会 | モルドヴァ日本交流財団 | |
ベラルーシ日本語弁論大会 | ベラルーシ日本語教師会、 | 毎年3月上旬 |
在ベラルーシ日本国大使館 | ||
モスクワ国際学生日本語弁論大会予選 | カザフスタン日本語教師会 | 毎年9月下旬 |
ウズベキスタン日本語弁論大会 | ウズベキスタン日本語教師会 | 毎年4月頃 |
CIS日本語弁論大会 | キルギス共和国日本語教師会 | 毎年9月下旬 |
キルギス予選会 | ||
アザディ世界言語大学 日本語スピーチ大会 | トルクメニスタン国立アザディ世界言語大学 | 3月上旬 |
モスクワ国際学生日本語弁論大会出場者選考会 | 在タジキスタン日本国大使館 | 9月上旬 |
出場者
審査について
(1)審査項目:
(2)審査方法:上記項目の各評価点の合計得点をもとに、審査員による合議の結果、順位を決定する
(3)採点基準:6段階評価「(10 非常にいい)から「5 物足りない」まで」同点の場合は、「a:内容」の評点が高いものを上の順位とする
(4)審査員:日本語有識者
出場者の選考、推薦
(1)各国、及びロシア各地域からの推薦
担当者は、各国・地域の日本語教師会及び必要な場合は在外公館等と協議の上、出場学生を決定し、必要書類を記入の上、11月14日(日)までに、本大会の事務局(nihongobenron@jpfmw.org)にご送付下さい。各国、地区大会の日程の都合等で11月14日に提出が間に合わない場合は、事前にその旨をお知らせ下さい。
※ 例年とは送付先アドレスが異なりますので、ご注意ください。
【送付書類】
-
発表原稿
-
データシート ※推薦理由記載含む (別添1)
-
弁論の要約(別添2)
※ 大会本番の質問を考案する必要があるため。提出された原稿は原則変更不可とします。特に、提出原稿に使用されていた文や表現を削除した場合は、事務局に連絡してください。ご協力お願いします。
(2)ビデオ予選枠 ※詳しくはこちらをご覧ください
日本語を学んでいる大学学部生であれば、専攻に関係なくご応募ください。日本語を学んでいる機関に制限はありません。独学者も大歓迎です。推薦は必要ありません。但し、地区大会が実施されている日本語専攻の大学学部生はこの枠には応募できません。地区大会へ参加してください。
ロシアで予選が実施されていない地域で日本語を学んでいる大学学部生はビデオ予選枠にご応募ください。
注意事項
(1)オンライン大会ですので、インターネットの接続状況はスピーチ、質疑、審査に影響を与えます。この点、ご了承をお願いいたします。大会当日、明らかなインターネット接続の問題がある場合は、翌日の予備日に再度スピーチしていただけるようにする予定です(オンラインにて)。リハーサルで録画したビデオを使って審査する可能性があります。(次の項目2参照)
(2)インターネット接続状況、自分のスピーチ姿の確認のため、リハーサル日を設けます(大会実施1週間前程度を予定)。リハーサルの様子によっては、ビデオスピーチでの参加を許可する可能性もあります。リハーサルはビデオに録画し、大会当日にインターネット接続の問題があれば、それを使う可能性があります。ただし質疑応答は電話などを使って行います。
(3)審公平な審査に影響が出ないにつながるよう、スピーチ発表者がカメラに映る様子を揃えましょう。背景は無地を基本(色は何でもいい、壁や黒板などを背景にしたり、大学のロゴが映ったり、大学名を書くのは可)とし(ルール (3)「スライド、小道具等の使用は一切不可」を参照参考)、上半身・顔が映り、話している表情が分かり、声がはっきり聞こえるのがよい印象です。
※ 新型コロナウイルス感染症の影響により、実施日を延期したり、実施方法を変更することがあります。その場合、別途お知らせします。
第32回の弁論大会(2019年10月)の結果について
(日本語) https://jpfmw.ru/jp/events-archive/32-benrontaikai-kekka.html
応募資料提出・問合せ先:
国際交流基金モスクワ暫定事務所内、国際弁論大会事務局
電子メール: info@jpfmw.org